新宿、池袋、渋谷で女性専用ダイヤルのティッシュ配りをしている僕は、ふと疑問に思った・・・
正直ティッシュ配りを2年していて、出会い系業者のティッシュも配っている。
なぜPCMAXのティッシュに反応してしまったのか・・・
それには原因がある。
それは2週間前の、冬の寒さが一層厳しく・・・待ち行く人々も寒さのあまり地下街に潜り、一向にティッシュが減らない。
「この時期のティッシュ配りはキツイ・・・」
そんな中・・・冬なのにミニスカートで、真白いダウンジャケットに、ニットキャップを被った・・・30歳くらいの女性だろうか・・・「おい、おい・・・スカート短すぎだろ・・・」嫌でも目に付く・・・
周りの男性の視線もセクシーなミニスカートに釘付けだ・・・
いやもっと目立っていたのは、彼女の可愛さ・・・akb48の「篠田麻里子」が大人っぽくなった感じなのだ。
その子は横断歩道をコアの方から渡って来て・・・僕の目の前に来た。
「寒いのに大変ですね」と天使の様な笑顔でティッシュを受け取ってくれた・・・
僕は一目で恋に落ち、それからというもの、彼女がまたティッシュを受け取りに来てくれないかな・・・と待ち望んでいた。
それから1ヶ月経つが一向に彼女は来ない。
あの笑顔が脳裏から離れず、仕事もままならない・・・
「あの子が僕の配ったティッシュでピーシーマックスを利用していたら・・・」
そう思い立った僕は、その日の夜、PCMAXを調べ登録をしてみた。
出会い系は詳しいが、実際利用したのが初めての僕でもすんなり登録できた。
僕は、試しに人妻ミドルが集まる掲示板コーナーを利用した。
30分後、携帯メールが鳴った。
「PCMAXからだ!!」
僕は興奮してサイトにログインした。
20分くらいやり取りしてみると、彼女の名前は「小野洋子」。41歳の熟女で、彼氏と1週間前に別れ、やけになり使ってみたらしい。
彼女はかなり緊張していて、僕に対してかなり不信感を持っていたが、何とかストロベリートークで上手く待ち合わせの時間を設けた。
3日後、洋子ちゃんとの待ち合わせの日。
30分待っても彼女は来ない・・・
「やっぱり冷やかしか・・・出会い系って所詮、こんなもんか・・・」
落胆して帰ろうとした瞬間、
「ごめんなさい!妹を病院に連れて行ってたら遅れちゃいました!」
そこにはミニスカートで、真白いダウンジャケットに、ニットキャップを被った「篠田麻里子」似の女性が・・・
「あれ、あった事ありますよね?あなたが恋音(僕の名前)さん?」
「あっ、は、はい偶然ですね!」
彼女は僕の事を覚えてくれて、何か運命を感じてくれたのか、あっさりと付き合う事になってしまったのだ。
こんな偶然の出会いをしている人がPCMAXに何人くらいいるのだろうか・・・
いや、こんなに簡単に出会えてしまうPCMAXなら本当に日本の少子化問題を解決出来るのでは(ちなみにこのまま少子化ペースが続けば2030年には、今より1070万人の労働者が減少)・・・と話しが大きくなったが、そう思えるほどピーシーマックスの出会い率はすごい。
実際ティッシュを配っている僕が言うのだから間違いない。